物語から建築する

あおいも 一級建築士事務所

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Philosophy

これから家をつくるなら

こんなふうに、作りたい。
仕事をする上で、そして一人の生活者として、大切にしたいこと。

目指すこと

  • 居場所をつくる

    どんな建築も、小さな居場所の連続であるように作りたいなと思います。
    集まる場所だけじゃなく、隠れたり、一人になれる場所。できるだけ色々と。

    家の中でも、家族それぞれ「ここは自分の居場所だな」と思えるところがあるように。
    例えば街も、あっちに知り合いのお店、こっちに一休みできる公園、と いくつか知っている場所ができると「自分の街」になる気がします。

    小さな子供からお年寄りまで、寂しい思いをせずに心がやすらげる場所のある世界。 それは一人ひとりの、日常の幸せをつくること。

    家を作る、建物を作る、ではなくて「居場所をつくる」仕事でありたいと思います。

カタチ

  • 場所と気候にすなおに

    昔ながらの街並みは、一戸一戸は違っていても、全体として見ると共通点があって理にかなっている。
    それは、その場所にある材料で、その場所の気候に合わせて作られているから。

    便利になっていろいろと無視することもできるようになったけれど、 真夏の暑さや自然災害がより厳しくなる時代に、もう一度本当に大事な概念ではないでしょうか。

  • 暮らし方は、
    場所/街との関係でできている

    暮らし方が形になっている家は何となく楽しい。ワクワクする。

    どんな家にしようか?は、まず住む場所をどこにしようか?から。
    山が近いところと、都会で便利な場所では、暮らし方は全然違う。 都会なら、周りに便利なものがたくさんあるから、家は小さくていいね。
    ちょっと不便だけど自然が多くて庭も広いから、色々手作りしたいね。 友達が遊びに来たら、泊まりに来れるようにしようか。

    どちらの方がいい、ということではなくどんな場所でも、 家の中だけじゃなく場所全体でどう住む?と考えて、より楽しく、豊かに暮らせるように。

  • できごとから考える

    家づくりでは、つい間取りで考えがち。
    でも、日常の暮らし目線では、断片の経験の連続。
    「家事動線」「パントリー何畳」からじゃなく、できごとから考える。

    朝日を浴びながら歯磨きしたいな
    気持ちよく洗濯したいな
    みんなで囲んで料理したり、食べたりしたいな
    空を見ながらお風呂に入りたいな

    もちろんどっちも必要なことだけど、「どっちから考えるか」が大事。
    さてあなたは?

  • 完結しないこと

    自分ひとりや家の中に完結するのではなく、優しく世界につながっていたい。
    家は小さくても、建物の中だけでなく環境全体で完成するような。その方が気持ちいいと思えるあり方を探す。

  • おおらかな器

    カーテンが揺れると風が見える。
    いつの間にか、深く差し込むようになった木漏れ日。 すまいは、環境のうつわ。外からやってくるいいものを上手に受け止める。
    日々の暮らしはきれいごとではないから、 忙しい時、元気のない時、散らかっている時もある。笑いあったり、くつろいだり。 家はそのすべてを受け止める、おおらかな器でありたいと思います。
    生活も、感情も、光も、風も。

素材

  • 「つくる」を取り戻す/手で作る

    いつの間にか、「家づくり」や「建築」が人の手の届かない、大掛かりなものになってしまった気がします。どうやって作られたかわからない、自分では直し方もわからない。
    なんだか不便だなあ、と感じます。

    そもそも家は、住む人が自分の暮らしに合わせて作るもの。自分で考えたり、手を動かすのは楽しい。 シンプルに、自分で(暮らしを)つくるよろこびを感じたい。作り方、作られ方が想像できる、安心。

    どんな人も、毎日の暮らしの中では、自分で工夫して、作って、ということがたくさんあります。そういう「人の手の届く」ことの延長に、家づくりがなればいいな、と考えています。

  • いつか自然にかえるような

    人間も大きな循環の一部。そのことは心を落ち着かせてくれる。それだけで安らぐ。
    大きな世界の中に居場所があること。
    都市に住んでいたとしても、そのことを忘れないために、想像力を遠くに飛ばせるように、できるかぎり、いつか自然にかえるような素材を使って、建築を作りたい。

関係性

  • つくる、つかう、かんがえる
    をみんなで

    内と外。家と街。人と人。
    暮らしは、単体で成り立つものではありません。建築は、たくさんの人が関わってできるもの。できた後も、自分も町の人も、環境にも、かかわりつづける。だからこそ、みんなが対等に、違う意見を言い合えることがとても大切。
    対話を大切に、よい関係をつくることを大切に。

これから

  • これから

    色々な人、環境とつながって、家の中だけでなく、大きな世界の中に暮らす。
    人間も、いつかは自然にかえるもの。
    そんな大らかな、生きる喜びのある建築を目指して。

こんにちは。HPをご覧いただきありがとうございます。
東京都で「あおいも」という設計事務所を開いております、
代表の森田葵と申します。
私は、文学部から建築を目指すという少し変わった進路を歩んできました。
本を読んだり、人と話したり、
色々な考えに触れることが好きで、家づくりでも
「それぞれの日常の物語からつくる」ことを大切に考えています。
事務所名は、自分の名前をもじってつけたもの。
”建築家って話しにくそう”そんなイメージを払拭し、
呼びやすくて、親しみやすい人になれたらいいなあと思っています。
せっかくなので堅苦しい話は抜きにして、
まずは一問一答形式で、自己紹介してみます。
いつかお会いした時に、話のタネになれば幸いです。

  • ソウルフード

    味噌煮込みうどん、浅利の赤だし、実家のおでん

  • 好きな飲み物

    食べ物に合わせて楽しむアルコール類。
    麦酒、日本酒、葡萄酒、紹興酒、etc

  • 得意料理

    おつまみ

  • いつもする好きなこと

    読書、散歩、建築巡り、写真

  • たまにしかやらないけど大好きなこと

    舟をこぐ(カヌー、カヤック、手漕ぎボート)
    浜辺での色々拾い、一人旅

  • 苦手なこと

    予定が決まっている明日

  • 自然とできること

    想像する、考える、観察する

  • これまでに体験して感動した建築

    グッゲンハイム美術館(フランクロイドライト)
    豊島美術館(西沢立衛)

  • 子供の頃の家族行事

    潮干狩り、年末の餅つき

  • 高校時代に聞いていた音楽

    THE BLUE HEARTS、YO-YO-MA

  • 今好きな音楽

    ファンク、バッハ

  • 少しだけ弾ける楽器

    ヴァイオリン

  • 珍しい体験

    グライダーに乗る部活、航空部

  • やや珍しい体験

    自転車で東京の自宅から北海道の宗谷岬へ

  • 尊敬する人

    やなせたかし

  • 好きな漫画家

    ますむらひろし、五十嵐大介、萩尾望都 etc

  • 今したいこと

    小屋づくり、庭づくり

うちに来てくれるお客様にも、こんな感じで自己紹介お願いしたいですね。 質問はぜひ、フリースタイルで!

経歴

愛知県名古屋市 生まれ
早稲田大学第一文学部 卒業
デザインファーム建築設計スタジオ 卒業
石井秀樹建築設計事務所 勤務
東京・北海道の設計事務所や工務店との協同を経て

現在
あおいも 一級建築士事務所 主催
デザインファーム建築設計スタジオ 非常勤講師

事務所概要

名称 あおいも 一級建築士事務所
代表者 森田 葵
所在地 〒169-0072
東京都新宿区大久保2-7-13
あとりえずbldg. 3F
電話番号 03-6824-7906
事務所登録番号 一級 東京都知事登録 第65649号
管理建築士 森田 葵
一級 国土交通大臣登録 第390552号
事業内容 住宅・その他の建築物の設計監理
マンション・戸建てのリノベーションの設計監理
上記に伴う外構、インテリア、照明計画
空き家活用企画提案
解体建物からの古材改修・活用
個人店等「小商い」の運営・経営相談
事業等でのチーム作りのお手伝い
設計講座、講演等
業務エリア 全国対応致します。
拠点は東京、名古屋。
過去の実績としては、東京、神奈川、名古屋、岡山などがあります。

オンラインミーティングもだいぶ慣れましたので、遠方の場合には対面+オンラインで対応可能です。
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